意図もなく寄りかかった
腰の折れたその傘は
幸せを運んでたのだろうか
意図もなく寄りかかった
へその折れたこの僕は
幸せを運べてたのだろうか
この子宮の奥には
君によるにはさ
そこには悲しみと、不安と、苦痛と、リアルな愛が
あるとさ
嘘ならばきっと
僕によるにはさ
ここには喜劇も、美談も、油断も、出来合いの愛も
なかったはずだから情熱など血と流れ落ちていたはっきり言おう彼には才能などなくていや、誰にもありやしないさどうにもわからないこの溢れるばかりの自尊心のような、求めるばかりの僕をいや、誰にもわかりやしないさなんて言って意図をもち寄り縋った僕のつむじ見た君は今ならと手を引きさすったこの子宮の奥には君によるにはさそこには悲しみと、不安と、苦痛と、リアルな愛があるとさ嘘ならばきっと僕によるにはさここには喜劇も、美談も、油断も、出来合いの愛もなかったはずだから僕の身から出てく錆をその酸性の言葉で包むそれは愛という名の宮その子宮の奥には君によるにはさそこには悲しみと、不安と、苦痛と、リアルな愛があるとさ嘘ならばきっと僕によるにはさここには喜劇も、美談も、油断も、出来合いの愛もなかったはずだもの


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